最近の積読解消記録 お気持ち編
- 作者:和田 秀樹
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
感情的にならないためには感情的にならなければ良い、みたいな小泉構文本であった。だからそれがわかんねーから買ってんじゃろが!!となり余計に感情的になって元も子もなかった。
3年近く積んでいたため熟成を通り過ぎていた模様、アーメン。
- 作者:岡野 憲一郎
- 発売日: 2019/01/15
- メディア: 単行本
なぜ忘れられないのか?について第1章では実際の事例を紹介しながら、第2章では脳のメカニズムから忘れられないパターンを紹介、第3章でいよいよパターン毎、あるいは複数のパターンに有効な忘れる技術の紹介、と言う感じなんだけど本当に「技術の紹介」でしかなくて忘れる技術を習得できる本ではなかった。
相手を許す、とか視界に入らないようにする(物を捨てる)とか一見するとゆるふわ回答しかなくて既に実践済みで困ってる人間はプロ(精神科医またはカウンセラー)に話す段階しか残されておらず釈然としない気持ちになった。
しかしながら自分が今まで忘れようと実践してきたことの一部はそんなに間違ってないという後ろ盾を得られたことは大きいと思う。この方向で大丈夫ではある。
マインドフルネスが良いとされているがなぜいいのか?なににいいのか?と具体的に説明されててわかりやすかった。マルチタスクによって脳が疲労する→マインドフルネスにより呼吸に集中することでシングルタスクの練習をする、という。
生活するうえでマルチタスクをやめて全てをシングルタスクに切り替えるなど不可能なため、適宜マインドフルネス等により休息を入れ脳味噌をシングルタスクに導いてあげるための、生活に組み込めるマインドフルネスの方法が幅広く数多く紹介されている。実践しやすいものばかり。
理屈と、思想と、実践と、バランスよく書かれてて納得度の高い一冊でした。