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[読んだ]前回捨てたファクトフルネスについて
今年の頭くらいに読んだ。
世界はよくない、悪くなっている、貧困と富裕層の断絶!などと言われている昨今だけど本当にそうだろうか?数字を元に検証してみよう、みたいな内容。まあ確かに数字で見れば数十年前に比べて今は随分と良い世の中になっているかのように見えるけど、結構数字の読み方が強引。数字が良くなっている=幸せと決めつけるのは早計では?
加えて、どれだけ世界の貧困がなくなっていようとも今我が身がしんどい、世界とか知らねーよとなってしまう今の日本の現状、とてもよくなっているとは思えない。日本が良くなっているなんて書かれてはないからまあその通りなんだけど。こんなアホの内容がベストセラーなんだあとがっくしくるかんじ。
本書でも数行、日本及び韓国の女性の地位の低さについて述べられていたけど、やっぱ世界各国飛び回る統計の人からみてもそうなんだ〜〜〜〜死〜〜〜〜やっぱ救いないじゃん〜〜〜〜〜て思いました。あともはや日本は韓国と同列に語れるレベルではないとおもうよ。フェミニズムにしても経済成長などの確実な数字だってとっくに追い抜かされているでしょう。
ホラホラ!世界からは貧困が減りこんなにもよくなっているよ!ファイティーン⭐︎みたいなポジティブ暴力をぶつけられても今まさに貧困につっぱしっている日本ではウルセーバカ!ってなっちゃうな〜。
でも印象で増えたとか減ったとか最近多いとか言うんじゃなくてちゃんと数字見るのは大事ですよ。
で、1回読んで満足したし、書き込みたくさんしたのでサクッと捨てました。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
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